「トランプ(Trump)」は、切り取り用メモの一面と、アイデアを蓄積していくノートの一面を併せ持つA7ノートです。
Thinking Power Projectメンバーの誰かが「欲しい!」というサイズを製品化し、他に類を見ない大学ノートを発表してきた Thinking Power Notebook。初めて、ユーザーからの製品化リクエストに応える形で誕生したノートです。
Thinking Power Notebookらしい、大学ノートの良さを生かした使いやすいA7ノートが生まれました。
今まで同様、書き味のよいツバメフールス紙を使用し、切り取り用ミシン目入り、水性インクの水色5mm方眼、背見出し付きとしました。
そして、巷にあふれるA7ノートと一線を画すオリジナルの表紙。
厚さは60枚120頁とし、他のThinking Power Notebookより厚い表紙・裏表紙を採用しました。
これにより、ジーンズの後ポケットに入れても違和感の少ない厚さと、手の中におさめた時の書きやすさ・持ちやすさのための剛性感を両立しています。
ノートを水平に開きやすいよう、20枚ずつミシン掛けして「3山くるみ」としました。
ツバメフールス紙は厚くてコシの強い特性のため、A7サイズでは30枚2山だと平らに開きにくくなります。
Thinking Power Notebookは全て、1山ずつ職人さんがミシンで縫って作っているノートです。そのため、3山だと3倍の手間となり、結果コストアップとなってしまいます。
しかし、「3山くるみ」としたことで、60枚120頁の厚さでも平らに開きやすいノートとなりました。
平らに開きやすいため、多くのブロックメモ型A7ノートと異なり、途中のページに書き込む時に前のページが邪魔になりません。ページ裏面にも書き易く、また見開きで書くことが出来ます。
切り取って使う場合、ミシン目が綴じ位置から7mmの位置にあるので、代表的なA7ノートに比べ、ちょっぴり紙面を広く使えます。
表紙のデザインは、イラストレーターYOUCHAN作です。
テーマは「Cheap Trick」(チープトリック)。
さざえみたいなパイプオルガンを弾いているトレードマークの「彼」を中心に、物語が繋がっています。(画像クリックで表紙全体が表示されます)
オルガンの音楽が送られるのは幸せなカップルのいる高層マンション、その頭上の星空を演出するのは「Notebook」を引っぱるクルマ、クルマの先のボールが落ちるとコーヒーが注がれ...。
キコキコ、ころころ、カシャン、キラン☆
手のひらの中から、からくりの音が聞こえてきそうなイラストが、想像力・発想力を刺激してくれるかもしれません。